リハビリテーションは「目的」or「手段」?
リハビリテーションの本来の意味は割愛します。
結論から言うとリハビリテーションは「手段」です。
リハビリテーションは「目的」になるといわゆる「リハビリ依存」になります。
例として
脳梗塞になった70代女性のAさん、6ヶ月の入院をして無事に退院出来ました。入院中はもちろん毎日リハビリを受けていました。
退院後もリハビリを受けたいとの希望があり、訪問リハでの対応となりました。
3年後、訪問リハは依然として継続中です。訪問リハ自体を悪く言うつもりはありません。
もしかしたら、Aさんはこの3年もの間、大切な生活行為を失った可能性があると言いたいのです。「祖母としての役割」や「妻としての役割」「友達との女子会」など、本来であればまだまだ様々な生活行為に従事して経験を積む予定だったかもしれません。
それが、リハビリに依存して上記の役割ややりたいことができなくなっていたら悲しいなぁって・・・
リハビリテーションはあくまでも「手段」です。それよりも「目的」に目を向けませんか?
ちなみに「歩きたい」は目的じゃないです。
歩いてその先が知りたいですね。
ちなみに私の目的は「家族や友達みんなでハワイに行って買い物したり、スキューバダイビングをすることです」コロナウイルス早く収まるといいなぁ・・・
今日も皆さんに幸あれ!シャンティ♪